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*夢物語* 【夢小説短編集】

第6章 【ハイキュー!!✖︎名探偵コナン】


「……あ、あった! 研磨、これだよね」

「…なぁ、🌸」

「ん?」

黒尾は、研磨を牽制するように🌸の肩に腕を回す。


「今度の休み、遊園地に遊びに行こうぜ。二人で……チケット貰ったんだよ」

「俺も行く」


食い気味に研磨が被せる。


「研磨、お前は家でゲームしてろ!チケットは2枚しかねーよ!」

「……🌸が行くなら、行くって言ってるでしょ。チケットなんて買えばいいんだし」


バチバチと視線が交差する二人。
その中心で、🌸は「遊園地!楽しみだね!」と満面の笑みを浮かべていた。


「……不憫だな、あの二人」

「ですね。……あんなにわかりやすいのに」


部員たちは、今日も平和(?)な音駒の日常を噛み締めながら、監督に怒られる前に練習に戻ることにした。






休日の朝、道場の門前。
🌸、約束の時間ぴったりに鳴ったインターホンに胸を躍らせて飛び出した。


「お待たせ! クロ、今日はどこ連れてってくれるの……って、あれ? 研磨も一緒だったんだ!」


目の前には黒尾と、その後ろで眠そうにしている研磨がいた。


「よお、🌸。……家の前に関所が構えててよ」


黒尾が忌々しそうに親指で後ろを指す。
そこには、当然のように「自分も行く」という空気を隠しもせず佇む研磨の姿があった。

「……おはよう。クロが一人で🌸を連れ回すのは危ないから、俺が見張り。……自腹でチケット買ったから、文句は言わせない」

「文句は大アリなんだよ。お前、人混み嫌いだろ! 絶叫マシンで吐いても知らねぇぞ!」

「……吐かない。🌸が隣にいてくれたら、大丈夫」


研磨は淡々と告げると、自然な動作で🌸の隣に滑り込んだ。
黒尾の眉間には、今日一日分ですでに使い果たしそうなほどの青筋が浮かんでいる。


「あはは、二人とも本当に仲良しだね! 私、三人で行けるのすっごく楽しみ。研磨も来てくれて嬉しいよ、ありがとう!」


🌸が両手で二人の腕を軽く叩いてはしゃぐと、それまでの険悪な空気は一瞬で霧散した。
この無垢な笑顔にだけは、二人も形無しだった。


「……ま、🌸が良いならいいけどよ。ほら、行くぞ。今日は一日遊び倒すからな」



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