第7章 お泊まり
案の定、部活では突っ込まれまくる。
「おはよっす!青峰っち、なんで昨日と同じ服なんすか?」
「黄瀬。あまり突っ込んでやるな」
「え、赤司っち!?どういうことっすか!?」
「……色々あるのだろう」
そう言って、征くんは一瞬だけ私と大輝を見た。
……すみません。
その日は、赤面しては突っ込まれて、また赤面しての繰り返しだった。
そして、部活の帰り。
気づけば、8人で並んで歩いていた。
「……あ、そうだ」
大輝が、いつもみたいな軽い調子で言う。
「雫と俺、付き合うことになったから。よろしくな」
一瞬、空気が止まる。
……と思ったら。
「はぁ!? マジっすか!?」
「やっぱりなのだよ」
「……ふーん」
「おめでと〜」
「……別に驚かないです」
反応はそれぞれ。
私はまた、顔が熱くなるのを感じながら、小さく頭を下げた。
――こうして。
恋人ができたことで、私の帝光中バスケ部生活はさらに騒がしくなったのでした。