【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】
第9章 ✱.˚‧º‧…陵南の仙道‧…º·˚.✱
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試合が終わり帰ろうと、俺たちはバスケ部から少し離れた場所で花道たちを待っていた。
弓月もそんな俺の横で、大人しく待っている。
横にいる晴子ちゃんとは、一切目を合わせないようにしていたが…。
なんだこの雰囲気。
そんな弓月に仙道が寄ってきて声をかけてきた。
俺は、また弓月は無視するのかと思っていた。
しかし弓月は意外にも仙道の声に振り返った。
珍しい…。
弓月が男に声をかけられて応えるのは、そうそう見られる光景じゃない。
面白かったのは、弓月を呼んだ仙道もびっくりしていたことだった。
どうやら弓月の洗礼を受けたことがあるようだ。
仙道も振り返った弓月を意外そうな顔で見ていたが、すぐにいつもの余裕の笑顔になる。
「俺は仙道彰、名前教えてよ。」
「…水戸弓月…。」
俺は目の前の光景が、今日の花道の活躍よりも驚いた。
弓月が初対面の男に名前を教えたからだ。