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【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】

第9章 ✱.˚‧º‧…陵南の仙道‧…º·˚.✱


引き離すつもりでつき走ったのに、すぐ横で声がして弓月は驚いて隣を見る。

そこには平然と隣を走る仙道が居た。

大抵の男なら実夏に追いつかないので、実夏は追いつかれた事に動揺していた。




「試合が始まりそうなのよ!待てるか!」

そう言うと弓月はさらにスピードを上げた。




追いつかれたことがショックで、弓月は全力で仙道を振り切ろうとする。





その弓月の後ろ姿を見て、仙道は一瞬驚いた後に、ニヤッと笑った。

そして弓月に追いつくように、仙道も全力で走る。




「!!」

次第に弓月の体が近付き、仙道の体が弓月を追い越した。




全力で走ってなお、引き離されてるのが自分な事に、弓月は目を大きく見開いて、目の前の大きな背中を追いかけた。



そしてそのまま距離は詰める事は出来ずに、陵南高校に着いた。

意図せず、仙道のおかげで迷わず体育館に着くことが出来たのだ。





仙道はそのまま体育館に向かい、重たいドアを開けた。

試合の喧騒が一気に流れ込んだ。
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