【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】
第7章 ✱.˚‧º‧…私の光‧…º·˚.✱
「土曜日試合ある。」
流川のその言葉に弓月は足を止めて勢いよく振り返った。
流川が驚くて少し体を引かせたくらいだ。
そして満遍の笑みで流川に聞くのだ。
「それって花道も出るの?」
弓月が振り返って嬉しかったのに、出た言葉は興味の無い花道の事で、流川はスンと真顔になった。
そして不機嫌そうに弓月から顔を晒す。
「あ、このやろう。洋平に聞くからいいもん。」
そう言って弓月は再び歩き出した。
花道の話をした時だけ、いつも怒っている弓月の顔が笑顔になる。
弓月の背中を見ながら、そんなことに憤りを感じた。
だから聞くしか無かった。
「…どあほうって、あんたの何だ?」
そんな弓月が気になるのだ。
流川が問いかけても、弓月は返事をしないで歩き続けた。
問いかけに答えて貰えないと分かっていても、流川は弓月の背中から目が離せない。
「…光…私の道標のような人。」
しかし、しばらくして弓月から声が聞こえた。