【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】
第6章 ✱.˚‧º‧…姉と花道‧…º·˚.✱
ー何だ?この反応。
流川はその弓月の反応に違和感を持ちつつ、続きを話した。
「…見たんだ、あんたがどあほうに…「やめて!」」
流川が言い終わる前に弓月が流川の言葉を遮った。
弓月の顔色が見る見る青ざめていくのが分かった。
弓月はずっと下を向いて少し震えていた。
流川は弓月の腕を掴みなが、その震えを感じていた。
思っていなかった弓月の反応に戸惑っているのは流川もだった。
しばらく沈黙していた弓月から、力のない声が聞こえた。
「…よ、洋平には…。」
ーーー言わないで。
最後の方は声が震えて消えていた。
弓月の言葉に流川は顔を顰めた。
「……水戸?」
予想もしなかった名前が出てきて、流川は余計に戸惑う。
「…どーなってんだ?あんた達。」
流川の問いかけに、弓月は顔を上げる。
目に入ってきた弓月の目は、涙を溜めて流川を見ていた。
先程まで震えていた嫌悪感とは違う震え方をして。