【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】
第4章 ✱.˚‧º‧…姉の執着‧…º·˚.✱
弓月は嬉しそうに振り返って俺を見る。
俺になにを期待してるんだ?
最近は花道の部活に付き合って、帰るのが遅くなる事があるからな。
弓月が俺も部活を始めたのかと思うのも仕方ない。
俺は『花道冷やかし部』に入っただけだ。
俺が答えるより先に、花道が違うと答えた。
そっかぁ、と残念そうに呟く弓月だが、すぐに悪巧みを考えてる顔になる。
ーーーあ、こいつ見にくるな。
俺は瞬時に悟った。
「他校生は入れないからな。」
俺が釘をさすと、弓月はビクッとなって俺を見た。
「‥わかってるから。」
バツが悪そうに俺から目を逸らす弓月を見て、俺は絶対来ると確信した。
ただでさえ、隣の女子校は可愛い子が多いと有名だ。
そこの制服で侵入した日には、弓月じゃなくても目立つだろう。
そんな馬鹿者が自分の姉と知られてしまっては末代までの恥だ。
何とか侵入する策を考えているのだろう。
弓月はそれ以上何も話さなかった。
俺はしばらく気が気じゃ無かった。