【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】
第2章 ✱.˚‧º‧…中学時代‧…º·˚.✱
リビングに入って来た瞬間、弓月が険しい顔をして俺の所に来た。
何事かと思いながら弓月を見ていると、俺の腕を取ってそのまま洗面所まで俺を引っ張って行った。
「お酒臭い、お母さんが気付く前にシャワー浴びて。」
今更?と思いながら俺は言われたままバスタオルを受け取る。
「母さんだって色々気が付いてるだろ。」
「そうだとしても嘘を付いてあげて、開き直らないで。」
弓月は昔から家族を気にし過ぎと思うくらい気を使っている。
俺からしたらだが、俺がデリカシーが無いのか、弓月が細かいのか‥。
今更ちょっとよい息子を演じたところで、母親を騙せるとは思わないが…。
まぁここで弓月とやり合ってもいい事は無いので、俺は大人しく従うだけだ。
上着を脱いで上半身が裸になると、弓月も流石に洗面所から出ようとする。
その時丁度昨夜の事を思い出した。
「昨日花道から電話されて迎えに来た?」
俺がそう言うと弓月は驚いた様に振り返った。