【SD】✱.˚‧º‧…俺の姉ちゃん‧…º·˚.✱【R指定】
第2章 ✱.˚‧º‧…中学時代‧…º·˚.✱
流石にイラッとした俺が強めに文句を言おうとしたら、花道は真顔で弓月に言った。
余りにも花道が真顔で言うから、弓月はスッと引いてやっぱりやめるとボソッと言った。
俺はまたしても心の中で花道に親指を立てた。
「洋平。」
今度こそ出かけようとドアを閉めようとすると、弓月が声をかけてきた。
「ああ?」
いい加減に出かけたかった俺はイライラして低い声で返事をした。
「卒業おめでとう。」
そんな俺に弓月は優しい笑顔で言った。
俺は返事が出来なく、そのままドアを閉めた。
少し弓月に対して気まずい気分になりながら、俺たちはマンションを出た。
「…もう少し弓月に優しくしてやれよ。」
しばらく歩いて俺の態度に見かねたのか、花道が俺に言った。
春とはいえ、夜は肌寒くて俺は上着を羽織り直した。
「花道だって、親への態度冷たいじゃないか。」
こんなのは皆んな一緒だろ。
やたら話しかけてくる母親や姉は少し疎ましく感じてもしょうがないだろう。