第4章 過去の引力
直哉くんがイったら終わると思って、悟さんに教えてもらったことをする。
悟さんにだけしたかったのに…。
「ッ!……いっ、た…
歯ァ立てんなや、下手くそ。
間違うて、顔殴ってもうたやん」
歯が当たったようで、頬を殴られて、畳に転がる。
直哉くんは謝りながら、自分で殴った頬を撫でた。
どうして私はこんな人を――悟さんは殴ったりも蹴ったりもしない。
直哉くんは膝をついたまま乳首を摘み、グリグリと捏ねる。
少し、痛い…。
いつまでも見下ろされながら、痛みが快感に変わっていくのを恨めしく思った。
「っ…ふっ……はァ…や、だ…」
「嫌がっとる顔には見えへんけどなぁ?」
そのまま手は下へ滑る。
太腿を撫で、スカートの中に手を入れた。
下着越しに筋を撫で上げ、何度も往復する。
私の身体がピクピクと震え始めた。
嫌なのに反応する自分の身体が嫌い。
今、悟さんに助けを求めても、私たちのことがバレてしまう。
隠したくはないけど、知られたくない。
下着の紐に気付いた直哉くんはすぐに解き、直接クリトリスを擦る。
痛くはなかった。
「ほんまは嬉しいんやろ?
よう濡れとるで」
「ひっ、ア…!やっ、うぅ……ぅぁああッ――!」
水音が響き、激しく擦られたクリトリスは熱くて、すぐに達してしまう。
なんで…やだよ……恥ずかしい、怖い…こんな乱暴な愛撫で気持ちよくなって果てる自分が、すごく恥ずかしかった。