• テキストサイズ

【呪術廻戦】死が分かつまで〈五条悟〉

第3章 蒼の侵食


午前の授業が終わり、昼休みに慌てて連絡を入れる。
悟さんに、"目立つから駅にいて"と。
朝はただ嬉しくて、ちゃんと考えられていなかった。

……嬉しい?
自分が悟さんに対して抱いている感情がなんとなくわかっている気がしたけど、電車にひとりで乗らなくていいという安心感からの嬉しいだと思い込んだ。

あんな人、ただの――性欲モンスター…。
それに応えるのも苦じゃなくなった私も、そうなのだろうか。

鞄から弁当を取り出そうと中身を見たが、ないのに気付いて、慌てて購買に走った。
朝、ご飯だけ作って忘れてた。
いつもより時間がかかったせいだ…。

実家にいたら、作らなくていいのにな…。
でも、この生活が今は…ほんの少し楽しい。


「葉月、どうしたの?
寝坊でもした?」

「うーん…まぁ、そんなとこかな」


なんとか手に入れたメロンパンを持って教室に戻ると、翠が声をかけてきた。
あんなことをしてたなんて、言えるはずない。

急いでメロンパンを食べて、午後の授業の準備をした。


/ 89ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp