第3章 蒼の侵食
「ん…ぁ……さとる、さん…んっ」
微睡みながら腰を落ち着きなく揺らす。
何か気持ちよくて、腰が疼く。
どうして悟さんの名前を呼んだかはわからない。
気持ちいいことをするのは、悟さんしかいないとわかっているからだろうか。
僅かにちゅっちゅ…と音がしていた。
ふわふわして気持ちよくて、心地いい。
「はぁ、あ……さと、るさ…ん……」
ぼんやりとした頭で、乳首がぬるぬるとしたもので擦られているのだと理解する。
切なくて、太腿を擦り合わせながら腰をクネクネとさせる。
お腹を撫でられて、下着の上からくちゅっと指を押し込まれた。
その感覚に腰が跳ねる。
指を軽く動かし、クリトリスをふにふにと刺激されるもどかしさに、自分から押し付けた。
お願い、もっと触って…悟さん。
目を開けて胸を見下ろすと、舌を出して尖らせた先で乳首を舐めている。
ネグリジェはストラップが肩から下ろされ、胸を出されていた。
目が合うと起き上がり、髪を撫でられる。
「おはよ。
ずっと僕の名前呼んでたけど…好きになっちゃった?」
好き?よくわからない。
嫌いではない。
ここでこんなことをするのは、悟さんしかいないからだ。
ふるふると首を振ると、「そっか」と零しながら、下着を寄せて直接クリトリスに触れる。
水音が響く。
悟さんの指がぬるぬると弾くように何度も擦る。
「ッ、ぁ…ぁあっ……んぅ、悟さっ…や……ンアッ――!」
「すごい我慢してたんだね。
ぬるぬるで…すぐイっちゃった」
腰が震えて、クリトリスを優しく押される度に跳ねた。
「声――可愛かったよ」