第3章 蒼の侵食
ベッドの上で隣に肘をついて、お腹を優しくトントンしながら目を瞑る男。
ジッと見つめていると、白い睫毛が揺れた。
「そんな見蕩れてないで、早く寝なさい」
そうだ…目隠しをしていて見えてるということは、目を瞑っていても見えてるのかな。
そんなの…目が疲れないのかな。
ゆっくり起き上がって、その蒼い瞳を見つめる。
「悟さん…舐められるの好きなんだよね?
練習していい?」
「イけないからやだ」
「……そのままえっちしてもいいよ」
悟さんは黙ったまま肩を抱き寄せ、私の身体を倒した。
先程よりも近くなった蒼い瞳が瞼に隠れる。
「もう黙って寝なさい」
「さと……んっ…」
口を塞ぐようにキスをされて、開いた唇に入ろうとした舌が離れていく。
前は出来なかったけど、今なら出来ると思ったのに…。
きっとえっちなことが好きだから、口淫が上手くなったら喜んでくれると思った。
あぁ…私は、この人が喜ぶことをしたい。