第2章 痛みの始まり
トントンと優しくクリトリスを何度か押し付けてから、下に滑る指。
「イったからぬるぬるだね。
じゃあ今度はココで気持ちよくなって、善がって」
中に指が入り、膣口付近が熱を持ってヒリヒリし始める。
昨日挿れたモノよりも圧迫感はないのに、入り口を広げられて痛みが走った。
「痛い?
大丈夫、ちゃんと気持ちよくしてあげるよ」
視界が歪む。
痛みで涙が溜まった。
また泣いたら怒られる…すぐに涙を拭って、声を殺した。
なんで私、こんな我慢してるんだろう。
拒んでもし、20歳の誕生日に抱いてもらえなかったら?
絶対にそれだけはしてもらわなきゃ困る。
深呼吸をしながら痛みを紛らわせる為に、必死に痛くないと言い聞かせていた。
さっきまで冷たかったのに、婚約者を包む空気は柔らかくなっていて、心が落ち着いていく。
怒ってない、よかった。
「ん……ふ…さとる、さっ…」
「ん〜?気持ちよくなってきた?
でもまだ、ココは痛いよね」
「ひっ…!」
婚約者は謝りながら、浅くした指をまた深めた。
奥の方を刺激される度に、鼻から甘い吐息が漏れていく。
「やっぱ――気持ちよくさせんのって、いいよね。
僕に気持ちよくされて、なんにも考えられなくなってるのを見るのが一番、楽しい」
その発言に、これから私はどうなるのかと、少し身震いした。