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「愛するヒト」

第1章 大事なもの


…そうして入学から一ヶ月くらいたったとき。

「愛川らな!ちょい来て!」
二時間目休みにせいらにトイレに呼び出された。普段は教室ではしゃいでるのに珍しいなー。って思ってた。そしたら…

「あのね?私…彼氏できました~!」
と報告された。その時私はいろんな感情がぐるぐる回っていたけど、親友として、小学校からの付き合いとして、愛するヒトとして、

『まじ?おめでとう!やばい!』
と言った。『誰?誰?』と問い詰めると、
「愛川らなさ?わたしらが小6のときに中1で仲良かったゆうまとれんって覚えてる?」と聞かれた。

ゆうま先輩とれん先輩はせいらとはとても仲良かった先輩たちで、コミュ力お化けのせいらから声をかけて仲良くなった先輩だ。
私はそこまでコミュ力がなくてたぶん「せいらとよくいた子」くらいの関係だと思ってるからゆうま先輩とれん先輩と呼ばせてもらっている。

『覚えてる!いっしょの高校やったんや!で?どっちと付き合ったの?どっちも?』と言うと

「まさか笑。それがね!れんの方!」と言われた。
びっくりするのが、せいらは小6と中1の関係だったときに一度れん先輩のことを好きになっているのだ。
その時は色々あって諦めていたし、中1と中2の関係の時もせいらは別のヒトと付き合っていたから本当に運命だなと思った。

『ねぇおめでとう!まじで。馴れ初めも聞かせてよね!』と言って二時間目休みが終わった。
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