第6章 壊れないもの
浴室で一度降ろされたがお風呂を沸かすと、またアキは抱え直した。
リビングまで来ると振り返る。
「風呂入ってろ。
俺の部屋には絶対入ってくんな」
「アキ?」
「結那、少し二人でいよう」
アキの部屋に入り、ベッドに降ろされる。
目の前に屈んだアキとキスをした。
舌が絡んで離れて、口内を暴かれる。
デンジくんとパワーちゃんが、どちらが先にお風呂に入るか揉めているのが聞こえる。
少し唇が震えた。
耳を塞がれ、キスに集中させられる。
息が苦しい。
呼吸も何もかも奪われる。
頭に霧がかかり始めた。
「んッ……はァ…ぁっ、き…」
「今日はいつもより感度が高いな。
キスだけでそんな顔をするな。
……俺が欲しかった?」
恥ずかしくて目を逸らしながら頷くと、耳に熱い息がかかる。
アキが少し笑っている。
鼻から息を吐き出すように。
「声、少しは我慢しろよ。
結那の声、聞かれたくない」
「声が出るのは……アキのせい」
「……手加減しようと思ってたけど、やめた」
私の膝を無理やり開き、身体を滑り込ませる。
背中に回った手はホックを外し、服を胸の上まで捲られた。
乳首を口に含みながら下も脱がせられ、後ろに倒される。
上に覆い被さったアキの手が下腹部を這った。