Feline Journey( ONE PIECE )
第1章 🐾
酒のせいか、ぐっすり眠れた。
昨夜の恥ずかしさがまだ胸に残っているけど、朝の光が部屋に差し込むと、少しだけ軽くなった気がした。
はベッドから起き上がり、顔を洗い、髪を梳く。
鏡に映る自分は、いつも通り。でも、心は少し違う。
店に向かい扉を開けると、麦わらの一味はまだ机に突っ伏して寝ていた。
ルフィは口を開けて大いびき、その下敷きになって苦しそうに寝ているウソップ。
サンジはテーブルに突っ伏していて、その横でナミも寝息を立てている。
しかし、ゾロの姿はもうない。
は深呼吸をして、明るく声を上げる。
「みなさーん!朝ですよー!起きて!」
元気に手を叩き、テーブルを軽く揺らす。
ルフィが「うー……肉……」と呟きながら目を擦る。
サンジがゆっくり起き上がり、髪を掻きむしる。
ウソップは「ひゃっ! 海王類!?」と飛び起き、慌てて周りを見回す。
ナミらむにゃむにゃぼやきながら体を起こしていた。
「またお待ちしてますー!」
は笑顔でみんなを見送る。
彼らは眠い目を擦りながら、のろのろと店を出ていく。
扉が閉まる音が響き、店内が静かになった。
開店準備に取り掛かる。
買い出しにはマスターが行ってくれた。
他愛もない話をしながら仕込みをし、時間になれば開店。
マスターの復帰を聞きつけた人々で溢れ、
この店が、こんなに温かい場所だったことを改めて感じた。
最後の客を見送り、営業終了する。
今日もマスターには早く帰ってもらい、ひとり片付け。
店を出ると、外にゾロが立っていた。
「終わりか?」
白々しく、ぼそっと聞いてくる。
は少し驚きながら、笑顔を浮かべる。
「、、、一杯飲んでいきますか?奢りますよ。」
ゾロは小さく頷き、店内に入る。
カウンターに座り、は酒瓶を取り出す。
グラスに酒を注ぎ、乾杯する。
も気まずさから、酒の力を借りる。
喉が熱く焼ける。