• テキストサイズ

【呪術廻戦】呪いの嫁入

第13章 呪胎戴天


伊地知さんの口から告げられたのは、私の不在中に三人が少年院へ派遣されたことと、そこで遭遇した受胎が変態を遂げていたという事実。


──つまり、三人は今、特級呪霊と相対している。



『ちょうど今、釘崎さんを病院へ預けたところです。急いで高専に向かいますので───』



携帯を持つ指先が冷えて、全身の血が凍ったように冷たくなっていくのがわかった。

野薔薇ちゃんは既に傷つけられ、病院にいる。

だとすれば、残る二人は、今、どこで、何をしているというのか。


「…………適当な補助監督さんを捕まえて、すぐに向かいます。伊地知さんはそのまま、野薔薇ちゃんの傍にいてあげてください」

『えっ、いや、しかし……!』

「少年院の中に残った呪霊は、私が全部、祓いますから」


それだけ告げて一方的に通話を切り、私は再び無我夢中で足を動かした。

大切な人が消えていくのを私は見たくない。

もう誰も失いたくない。


(お願い……絶対、無事でいて)


恵くんも、虎杖くんも。

私の見えないところで勝手に死ぬなんて、そんなの、絶対に許さないから。
/ 359ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp