• テキストサイズ

【呪術廻戦】呪いの嫁入

第9章 愛する覚悟


半ば強引に伊地知からカメラを取り返し、プレビューボタンを叩く。


伊地知は僕の指示通りしっかりと連写をキメていて、二人の一瞬の表情も逃さずに記録していた。


「うん、伊地知にしてはまあまあの出来だね。及第点をあげよう」
「は、はあ……それは良かったです……!」


力なく笑った伊地知の安堵を見て息をつき、またカメラの液晶に視線を落とした。


あんなに震えていたくせに、ご丁寧に花束を受け渡すシーンから、二人が僕に肩を抱かれて戸惑う瞬間まで綺麗に納めている。


さすが僕の後輩。


上がいいと下も育つよね。 ウン、自分を褒めたい気分だ。



「んじゃ、夜は銀座の寿司予約してるから、一度帰ってから着替えて───」

「五条さん!」



不意に名前を呼ばれて首だけ振り返る。

するとそこには、満面の笑みを浮かべたナマエと、気まずそうにそっぽを向いた恵が立っていた。
/ 255ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp