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【呪術廻戦】呪いの嫁入

第2章 わるいこ


「お名前は?」
「……、…」
「素敵な名前…!私は伏黒 津美紀。よろしくね、ちゃん!」


そう言って津美紀ちゃんは私に手を伸ばした。
それに答えるように私も手を伸ばし、津美紀ちゃんの指と自分の指を絡める。

すると津美紀ちゃんは嬉しそうに微笑んで、私の手をぎゅっと握り返してくれた。


「ん……、」
「あははっ!可愛い〜!」


絡んだ指先から伝わる小さな温もりが懐かしくて、口角が緩む。


「おお〜…。さっすが津美紀、やるねぇ…。ってば極度の人見知りでさ。良かったら仲良くしてやってよ」
「わあ!私で良ければ是非!…あ、よかったらお家入る?何も面白いもの無いけど……」
「だってさ〜、。どうする?」


きゅっ、きゅっ、と私の手を握りながら楽しそうに見上げてくれる津美紀ちゃん。

私はその笑顔に少しだけ近づきたくて、五条さんの肩口でこくん、と頷いた。


「よ〜し、んじゃ行っといで!後で迎えに行くから」
「う、うん……」
「ふふ、じゃあ行こう!…あ。ちゃんは好きなジュースとか、あるかな?」


津美紀ちゃんは五条さんの腕から降りた私の手をもう一度取って、パタパタと歩き出す。

たぶん、津美紀ちゃんの家の方向に。


「じゅーす、あんまり飲んだことなくって、」
「えっ!?そ、そうなの!?」


私の手を引きながら振り向いた津美紀ちゃんは驚いて、だけど直ぐに「あっ、いいこと思いついた!」と笑顔に戻る。


「家にあるジュース、飲み比べ大会しよっか…!」
「…!!の、飲み比べ…?」
「うん!色んなジュースを飲んで、どれが1番好きか選ぶの!」


津美紀ちゃんは私の両手を取り、ずいっと素敵な笑顔を近づける。

私はそんな津美紀ちゃんの提案に、津美紀ちゃん自身に惹かれて、「う、うん…、する!」と大きく頷いた。
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