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アブシールの英雄

第9章 第九話


「何を慌てているんだい?分からないことを聞くのは普通のことではないか…」

と、シンルーだけ不思議そうな表情をしているのだった。





一同、ムラサメとソルトが何やら会話しているのを遠くから見ていることしかできない。

しばし話したのち、ムラサメがこちらを見たと思ったら、歩いてきた。


「あー来ちゃったよ」


誰かがそう言った。


「……」

目の前に来たムラサメは眼を合わさず、沈黙。


こちら一同も同じように、沈黙。


そしてぽつりと一言。


「俺も…観光」

とだけ言った。

まさかの同じトラベラー。
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