• テキストサイズ

【呪術】もしも、希望の隣に立てたなら。【廻戦】

第5章 着信と喧嘩



『ごめん、悟…知ってた…
私、悟にとって残酷な事言っちゃったよね』
今まで言いたかった言葉がどんどん出てくる

『でも、別に悟を責めたいとかじゃない
私だって呪術師だよ、色んな別れがあるのは知ってる。』

五条は顔を歪ませて聞いている

『気を使って傑の名前が出ないなんてヤだよ
傑がいた事実を…私は、傑の事覚えておきたかった…
傑の想い出を無かった事にしたくなかった…

だって、私…傑に、お別れの言葉言えなかったんだもん!』

気持ちが溢れて徐々に大きな声になる

紅海の目には涙がたまり…
傑への思い、悟に残酷な事してしまった後悔
泣くつもりはなかったし、泣いちゃ反則だと思った
そう思ってるのに、ついに 紅海の頬を涙が伝う
拭っても拭っても、涙が止まらない

パンダがシュートを失敗して、狗巻がリバウンドを取った時
真希が、教師2人の異変に気付いた

「おい、アレどうした?」
「 紅海、泣いてる…気がする。悟、セクハラしたのか?」
パンダが不穏な空気を和ませるために余計なひと言

『ごめん』
だめだ、生徒達の前なのに… 紅海は体育館を駆け足で出ていった

『 紅海ちゃん?
おいおい、今、 紅海ちゃん泣いてたよな?
何があったんだよ?」

真希が、 紅海の涙に気付いて、五条に問うが
五条は微動だにしない

「おかか!おかかー!」
「悟」
パンダが五条に近づく
「悟、オレ、お前らの関係良く解らんけど、
仲直りしたいなら素直が一番……って
まさみちから聞いたこと有る」

目隠しを再度上げた五条はうつむいた後…

バッと顔を上げる
「なーんちゃって!テッテレー!ドッキリでした~!
んじゃ、まぁそんな感じで自由にやっててよ」
いつもの余裕のスマイルで、大きく手を振って体育館を出ていった

残された3人
「いや、あれ、絶対、目隠しのバカが 紅海ちゃんに酷い事言って泣かせてたろ」
一発いれときゃ良かったかと、真希が 紅海を心配する
「ツナマヨ?」
狗巻の呟きに
「いや、無い無い、あの2人痴話喧嘩の"ち"も行ってないでしょ」
パンダは冷静に分析した。
/ 64ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp