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【呪術】もしも、希望の隣に立てたなら。【廻戦】

第19章 呼び捨てと歓迎会


══閑話══
職員室前
「紅海〜!」

『何?どしたの悟?』
「いや、何にも…」

教室前
「ね、紅海」
『ん??』
「呼んだだけ」

校門前
「流鏑馬せんせ!」
『だから!悟、今日はどしたの?』
「いや…別に」
『別にじゃ無いってば
今日、呼ばれたの何回目よ?
話し有るんだったら聞くよ?』


ようやく腹をくくる五条
校舎裏のベンチに腰かける
いつもなら、腰を深く掛けるのだが
今日の五条は、浅く座り
前のめり…膝に肘を付き、前のめり

「あのさー、昨日、悪かったよ」
『昨日?いきなり歓迎会するって言った事?』

「……ほら、ちょっとさ、調子のって、紅海に距離近すぎた」
ん?わたしが嗜めた事、気にしてたんだ…
周りが五条を注意しても特に気にしてない様子を
紅海は、今まで散々見てきた…だから意外に思う

『別に良いよ、悟が距離近いのは
昨日、今日に始まったことじゃないし…
わたしも、変な事言っちゃったしさ』

“付き合ってる訳でもないのに”
逆に付き合ってれば良いよ…みたいにも取れる

「っは〜〜〜っ!」
五条は緊張が解けたのか大きく呼吸する
そして、深く座り背もたれを広く使って持たれ掛かる

『なに?悟が謝るのってレアじゃない?』
ちゃんと考えて反省する所、
悟の可愛いところだな…と、クスクスと紅海が笑う
つられて五条の口角も上がる

「僕だって反省するよ、自分が悪かったって認めた時と、面倒事になりそうな時には謝るさ
もちろん、今日のは前者ね?」

『知ってる…』

五条は思う、紅海と話してると心地が良い
何も考えずに話しても、全て受け入れて包み込んでくれるような

紅海は思う、悟と話してると心地が良い
気を遣わずに話しても、全て返してくれて引っ張ってくれるような

ずっと、こんな会話が出きる仲でいられますように
それぞれが、心の中で願った
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