第7章 迷宮 ーアモンー
ア(やはりか…。お主クロム王家の人間じゃな?そやつを連れてるということは。)
レイ(なっ!頭の中覗いたな!!まぁ、あってるけど…。)
私は隠す必要はないと判断して素直に認めた
ア(今そやつを出すことはできるか?)
レイ(今は出来ないの、私の失っている記憶の中に起こし方があるから…)
ア(ほぅ、それなら手を伸ばしてみろ)
私はアモンの言う通りに手を差し出した
私たちの会話が聞こえていないみんなは私の行きなりの行動に驚いているようだ
そして、私が伸ばした手にアモンが光の鳥を流し込んできた