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稀人 ~異国の姫~

第3章 鏡の中





私は記憶を辿りながら話した




レイ「私は…クロム王国第一王女ヴァールハイト=レイチェル=クロムだということ。…普段はレイ=クライムと名乗っていること。
……あなたと小さいころ共に過ごしたこと。……っ国を家族をあいつら、フィズナ帝国の奴らに殺されたこと!……



そして…父に私の記憶を封印された、私の力が悪用されないように…」




自分でわかってることを伝えた



・・・そう、私は王女だ……。今は亡きクロム王国の……。






『その通りです、主。そしてまだ思い出すことの出来ていない…封印の解けていない記憶もあると思います。』


レイ「えぇ、あるよ」


『それらの記憶は封印が解ければ戻るはずです。』


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