第16章 シンドリア
レイ「クスクスクス
アリババいい反応するねー」
アリ「笑い事じゃねぇよ!!鼓膜破れるかと思ったぜ!!!」
アリババは耳を未だに押さえたまま私をジトーっと見つめてくる。
レイ「ごめんごめん」
私は笑いながら謝りてに持っていた皿を「はい、これ」とアリババに差し出した。
アリババはそれを見て「え?」といった顔をしている。
レイ「お腹空いてるんじゃないかな?と思って持ってきたの。
すぐに何処かにいっちゃったでしょ?」
私はそう言いもう一度皿を差し出した。
すると、アリババのお腹からグルルルルルル〜と滑稽な音が聞こえた。
アリ「/////わ、わりぃな。助かるよ///」
よっぽどお腹の音を聞かれたのが恥ずかしいのかアリババの顔は真っ赤だ。
レイ「それは良かった。あ、嫌いな物とか入ってたらごめんね?
一応アリババが好きそうなの選んだつもりなんだけど」
少しはにかみながら言いたした。