第16章 シンドリア
ヤム「結果から言うとあなたの身体の中に今とても大きな力が渦巻いているの。
あなたが倒れたり、記憶を失っているのも多分このせいだとおもうわ。
あなたの中で渦巻いていらモノはマゴイでも、さっきあなたが使ったフィルというモノとも違うわ。
私にも正体はわからないけれど、きっとそれはとても神秘的なもの。
私にはそう感じられたわ」
私はそれを聞いてからしばらく口を開かずにじっと手を見つめた。
レイ(神秘的なもの…そんなのミカエルしか思い当たらないけど。
でも、今はミカエルに意識を繋げる事ができない…。)
私は長い間を開けて口を開いた。
レイ「ヤムライハさん。
もしその神秘的なものの正体がわかれば私は皆のことを思い出すことができますか?」
ヤム「それは私にもわからないわ。
でも!可能性はあるわ!」
そらから私はヤムライハさんの検査を定期的に受けるようにした。
勿論、魔法についてもアラジンと一緒に修行している。
マゴイを操る事ができるようになったらもしかしたら何か変わるかもと思って。