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稀人 ~異国の姫~

第16章 シンドリア






ヤム「何これ!!!凄すぎるわ!
確かにこれは魔法じゃない、でもルフ達が寄り添ってちゃんに力を貸してる」

・・こんなの見たことない!魔導士でもマギでもない。



アラ「キレイだね!お姉さんに羽が生えてるみたいだ」

・・凄いや、これがフィルなんだね!




しばらく風を操ってから手を横に一線し、止めた。
同時に光の羽も霧散して消えていった。






レイ「…あれ?」

・・・翼が、出ない?前は出せたのに…!
ミカエルに何かあったの!?私の記憶に関係してるの?!




私は自身の変化を目の当たりにして言葉が出なかった。

心にモヤを残しながら私はふたりの元にもどった。

するとアラジン同様、私もヤムライハさんに飛びつかれた。



レイ「グヘッ…!!!」

・・・く、苦し…



ヤム「あんな術見たことないわ!!
一体どうやってるの!?
それにルフの力を借りれるなんて!!
あぁ、調べたい!!」

・・もっと知りたい!!研究意欲が湧き出るわ!!



アラ「お姉さん; そろそろ離してあげておくれよ、レイお姉さんの意識が無くなってるよ!!」


ヤム「え?

やっ!ちょっとレイ!!しっかりして〜〜〜!!!」






私はぐったりと意識を失っていた。






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