第14章 ーバルバッドー 戦い
レイ「2人のことは信じて私達はこっちに集中します。」
まず私自身が力を解放しないと契約ができないのだとザックリ説明してから私は力を解き放つ為に集中していった。
自分の手を胸の痣に当て言葉を紡ぐ
レイ「我が真名はレイチェル=ヴァールハイト=クロム
この名をもって力の解放せよ!」
私が言葉を紡げば紡ぐほど身体を取り巻くフィルがざわつき淡い赤色の光に身が包まれていく。
レイ「ふぅ…お待たせ、準備終わりました」
そう言った私の身体は今、身体の周りを薄い膜のようになった淡い赤色の光に包まれている。
それはそばに居るだけでその力の大きさを肌で感じるほどのものだ。
モル「レイさんから凄い力を感じます!」
・・凄い…!これならあいつも倒せるはずです!
マス「凄いな」
・・この人からはファナリスに近い雰囲気を感じる。
王様が興味を持つわけだ。
レイ「ぼーっとしてる暇は無いので早速始めます!
2人とも手を出して下さい」