第14章 ーバルバッドー 戦い
レイ「凄い…!アラジンにルフ達が力を送り続けてる」
・・・あのルフはきっと人の魂に近い。前世の気配を強く感じる…。
この国で命を落とした人達なんだ、きっと。
そうこうしている間に私はアリババの治療が終わった。
レイ「これでオッケーだよ!
さあ、行って来て!!友達を助けに!」
・・・私には守れなかったものだけど、まだ…今のアリババなら助けられるから
アラ「さあ行って!!!」
アリババは私達に背中を押され黒いジン…アリババの友達であるカシムを救いに行った。
ジュダルがアリババに魔法を放ってきたがアラジンがそれを相殺した。
その隙にアリババは黒いジンにアモンの剣を突き立てた。
しかし、アリババは黒いジンに取り込まれてしまった。
レイ「な!アリババ!?!?
…っ、これは!!」
・・・!この気配、キサラギがここにいる。
やっぱりさっきアラジンが集めた人達の魂を狙ってるんだ。私の攻撃で肉体は捨てたはずだから…
私は周りに気を巡らせてキサラギを探した。
ジュ「なんだぁ?ジンの腹に食われちまったぜ。」
・・ハッタリかよ。つまんねぇなぁ
そう言ったジュダルにアラジンは向き直った。
アラ「君にも伝えたいことがある。」
そう言ってアラジンはジュダルに八芒星から出る光を浴びせた。
ジュ「ああ?
な、なんだ?…これは…
やめろ……やめろぉぉぉ!!!」
ジュダルは浮遊魔法を保てなくなり地面に落下した。