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稀人 ~異国の姫~

第14章 ーバルバッドー 戦い







その間も私は気配を探し続けていた。





レイ(絶対にここにいる、でも…何処?)



そう思っていると後ろから声をかけられた



シン「レイ、君は一体何をしているんだい?」


レイ「シンドバッドさん、キサラギがここの何処かに潜んでるんです。
それを見つけ出そうとして気を巡らせているころです。
私とモルジアナで追い詰めたんですけどこっちに逃げられて…。」

・・・どこ?気配はするけど黒いルフに紛れて場所が特定できない…。



シン「俺にも手伝えるかい?特徴とかを教えて欲しい」


レイ「多分、今は黒いモヤモヤです。
肉体を保てなくしたんで。」
・・・そうだ、肉体がない…、なら匿ってくれるような奴の近くにいるはず…






そこまで言って私はあることに気づいた。





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