第11章 過去と危険
レイ「アリババ、そんな顔しないで?今は大丈夫だからさ!
で、ここからが本題かな?私がこっちに来る原因になった話に入るね」
私は一息ついてから口を開いた
レイ「ある日、軍は私がクロムの生き残りだということに気づいた。
軍はクロム王国の力をずっと探してたから勿論私は捕らえられた。
そのあと色々あったんだけど聞いても気分のいい話じゃないから省くね?
で、捕らえられてから私に対する警備が甘くなった時があったの、チャンスだと思って私は逃げ出した。
その時に大きな部屋に入ってしまったんだけどそこに大きな水鏡があった。
結果から言うと私はその水鏡のを通してこっちに来たんです。
今、考えればあの水鏡は王家にあった神具だったとわかったけどね
とりあえずこんなかんじですね、私の過去を含め、こっちに来た経緯は!
何か質問ありますか?」
シン「クロムの力とはなんなんだ?」
レイ「あー、それも私のことです。
私の中に力が眠っているって言いましたよね?
それは私自身の力ではないんです。私はあくまでも器の役割。
その力の正体は大天使ミカエルといいます。
今は封印でほとんど眠ってるんでどうもないんですけどね」
・・・大分封印も解けてきたから多少は発動できるけど