第11章 過去と危険
レイ「そうだ!シンドバットさん、マナについて書いてる本ってどんなものですか?」
・・・どんなことが書かれてるのか見てみたいなー
シン「どんなと言っても普通の本だよ、そういえばトラン語で書かれてる部分もあったな!
それと、その本にはレイ王女がどこかへ消えたとこまで書いていたはずなんだ…これは一体どういうことだい?レイ王女とは君のことではないのか?
そうなると本に書かれてるというのはおかしいと思うのだが」
レイ「!!?私の事も書かれていたんですか!?
……多分、それ神書です…。
こんなところにあるなんて…」
シン「その神書とは一体なんなんだい?」
レイ「簡単に言うとその国で起きたことを自動で書き記すものです。
だから私の事も書いてるんです。私がクロムにいたときまでのことが。
それ、ぶっちゃけかなりの国家機密ですよ〜国内情報筒抜けになっちゃいます」
・・・もしかして、紅炎さんが読んだっていう本も神書なんじゃ…
父様しっかりしてよ…今はそこまで関係無くても無くしたらダメなものじゃん!