第10章 バルバット ー再会ー
会談が失敗したと伝えたら大きな落胆を皆は示したが、そのあとシンドバットさんが話して皆の心を立て直した。
さらに、もし国から追われるなら自国に受け入れるとも言った
アリ「やっぱ、シンドバットさんはすげぇな。
これが一国の王様ってやつなんだな」
レイ「だだの変態じゃないんだね。始めの印象が強すぎて…不思議な感覚だよ」
・・・こんな王様がつくる国はどんなところなんだろ?
行ってみたいなぁ
アリ「レイ、お前どんな第一印象もってんだよ?
あの伝説の迷宮攻略者だぞ?!
あ、お前こっちに来たばっかだからシンドバットの冒険とか知らねぇのかー」
レイ「んー、それはザッと読んだよ!実在するとは思ってなかったけど。
それに、話したけど私、この世界について色々勉強したんだよ!とりあえずお金の使い方は完璧!!」
私はドヤ顔でピースした
アリ「まだそこかよ!」
アラ「ふふ、レイお姉さんは空気を柔らかくするのが上手だよね!さっきまでのアリババ君の空気がかわったよ!」
レイ「そうかな?でも、暗くなるよりいいでしょ?前を見て進まないと何も始まらない。
時には後ろを振り返る事も必要だけどそんなのは自分に余裕ができてからでいいんだよ!
今はこの状態、状況をどうするかを考えるべき!!」