第10章 バルバット ー再会ー
レイ「…そういえば、そんなことを書いてた物語を読んだ気が…。
…すごいんですね!よくわからないけど」
・・・確か、シンドバットの冒険
シン「え!…わからないの!
アラジンと同じ反応をするんだね」
レイ「ごめんなさい…
あ、それとそろそろ私行きますね」
・・・宿探すの忘れてた!ここに泊めてもらうわけにもいかないし!探さないと!!
アラ「え、どこに行くんだい?」
レイ「えーっとねぇ、宿探しと少し気になることがあったからそれを確認してこようかなと思って」
シン「宿ならここに泊まればいい!アラジンの友達だろ?1人増えても平気さ!だろ?ジャーファル」
ジャ「そうですね。それに今から探すとなると見つからないかもしれませんし。今この国は治安がとても悪いので危ないですし」
レイ「え!それは悪いですよ!!こんな高そうな宿!!」
・・・野宿でもなんとかなるし!
シン「いや、女性をこの寒空の下に出すのは危ない。是非泊まっていってくれ」
レイ「そこまで言っていただけるならお言葉に甘えさせてもらいます。
ありがとうごさいます!
でも、確かめたいことあるんでやっぱりちょと街にいってきます!」
シン「え、危ないぞ!」
レイ「大丈夫です!腕っ節には自信あり!!」
・・・あいつらの気配を探さないと
私はそう叫びながら宿を走って出た
シン「本当に大丈夫なのか?」
アラ「心配しなくても大丈夫だよ!レイお姉さんは強いから!力ならモルさんと同じくらいだせるよ!」
シン「なに!?ファナリスなのか!?だが特徴が…」
ブツブツと言いながら考え出した