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稀人 ~異国の姫~

第9章 煌帝国





レイ「うわぁ…。これは、すみません紅炎さん。暴れ過ぎました」


紅炎「いや、この原因は主にジュダルの氷の槍だ。
ということだ、わかっているな ジュダル?今すぐ直せ」


物凄い威圧感を迸らせて言い放った



ジュ「あ?俺だけかよ!!
おい、レイ!!お前もやるぞ!」


レイ「ぇ……はぁ、仕方ないか…」



それから私達は一日中、屋根や壁の修理に奔走したのだった








そしてこれは私が屋根の修理をしていたとき




ーーゾクッーー




《……見つけた…》




レイ「なに?!…この気配って…!」

・・・ウソ…あいつらがこっちに来て来てるの…?
そんなことは無いはず
だけど、もし来てたならこの世界が危険にさらされる
…封印を解かなきゃ…!
大切なものを守れるように…同じことを繰り返さないように



私は大きな不安を抱えて一日を終えた


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