第9章 煌帝国
そして数日後、ジュダルにほぼ強制で連れられ練紅玉という煌帝国の姫と共にバルバットという国に行くことになった
ー出発前ー
レイ「ねぇ、私が行きたいのはチーシャンです。紅炎さん」
・・・さすがにもう、アリババとアラジンに会いに行きたい
紅炎「わかっている。だが、他国を見ることも必要なのではないか?
お前は今この世界について学んでいるのだろう?」
・・そもそも逃がすつもりはないがな
レイ「…確かにそうですね。では、それが終わり次第私はチーシャンに向かいます。それなら問題ないですよね」
紅炎「そうだな。いいだろう」
[ジュダル、こいつを逃がすなよ。お前の我儘を許したのだからな]
[わかってるって!任せろよ!!俺だってこいつ面白れぇから逃がす気なんか持ってねぇしな!]
ジュダルと紅炎はアイコンタクトで会話をしていた
こうして私達は国を出発することになった
現在私達はジュダルが浮かせた空飛ぶ絨毯の上で自己紹介中だ