第4章 化学反応
〜ユキノについて〜
ユキノは、ハンジが訓練兵時代から可愛がってる後輩だ。
最初は「優等生のお嬢様」って感じだったけど、一緒に過ごすうちに本質が見えてきた。
穏やかで優しいけど、芯が強い。
医官になるって決めたのも、誰かに強制されたわけじゃなくて、自分で選んだ道。
それに、立体機動の才能が異常。
ハンジは自分の研究に付き合ってくれるユキノの医学知識にも、いつも助けられてる。
最近気づいたのは、ユキノが深夜に一人で格闘訓練してるってこと。
ハンジは好奇心で夜回りしてて、偶然見ちゃったんだ。
(ユキノちゃん……あれは、リヴァイの言葉が刺さったんだね。
「地面に落ちたらどうすんだ」って言われて、黙って努力しちゃうなんて…… 健気すぎて泣ける!!)
ハンジは思う。
ユキノはリヴァイとは正反対。
リヴァイが「切り裂く」タイプなら、
ユキノは「繋ぐ」タイプ。
でも、二人とも根っこは同じ――
「守りたいものがある」ってこと。