第6章 地獄でアイロンがけ極めます!
アゼルが私の隣に立ち、洗濯地獄のときと同じように、少しだけ笑みを浮かべる。
「君のやり方は、罪を否定しない。でも、未来を肯定してる。……それが、地獄に必要なものだったのかもしれない」
私は彼の言葉に、少し照れながら頷いた。
「じゃあ、次はどこを整えようか。地獄、まだまだ歪んでるよ?」
アゼルは空を見上げた。曇っていた空は、ほんの少しだけ、光を通していた。
「君がやりたいようにやればいい。俺は、それをできるだけ支える」
その言葉に、私は力強く頷いた。
アイロン地獄の風が、ふわりと衣を揺らす。
地獄の空気が、ほんの少しだけ、澄んだ気がした。