第5章 地獄の洗濯場を改革します!
アゼルが私の横顔を見つめていた。
「君が来てから、地獄が少し人間らしくなった気がする」
私は照れくさくて、洗濯機のハンドルを回すふりをした。
「ふふ、地獄だって清潔にしたら、ちょっとはマシになるでしょ?」
そのとき、洗濯機の回転が急に不安定になり、私はバランスを崩した。
「わっ、また滑った!」
反射的にアゼルが手を伸ばす。私は彼の腕の中に倒れ込み、二人して洗濯桶の縁にぶつかる。
そのとき、洗濯機の回転が急に不安定になり、私はバランスを崩した。
「わっ、また滑った!」
反射的にアゼルが手を伸ばす。私は彼の腕の中に倒れ込み、二人して洗濯桶の縁にぶつかる。
「っ……!」
「なんだ?なんか柔らかい?」
アゼルが洗濯物にまみれながら、私の胸をもんでいる。
「アゼル――!なにすんのよー!」
洗濯物で前が見えてないアゼルのほほを反射的に思いっきり叩く。