第86章 其疾如風(きしつじょふう)
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同時刻、現実世界。
ーくそ、女のジーンズってのはどうしてこうも脱がせにくいんだ!?
クチナワは綾音のパンツに四苦八苦していた。ただ、それも時間の問題で、ズルリとパンツが降ろされる。先程までの淫夢のせいで、すっかり濡れそぼったあそこはショーツに卵型のいやらしいシミを作っていた。
いよいよだ・・・
クチナワはショーツに指をかけ、おろしにかかる。
むわっとした女の匂いが立ち登り、彼の劣情は更に刺激された。
ーおお!きれいなオマンコだな、おい
クチナワの女性経験と言えば、カダマシといっしょに無理矢理に犯した女とか、神宝を得る前に通った風俗嬢とのそれだけだった。そのどれとも違うほどきれいなピンク色の女性器に彼の興奮はマックスになる。
「んん・・・たす・・・け・・・」
綾音が呻くように声を上げる。やや体を捻るような動作をするが、それもこれも、クチナワを更に昂らせるだけだった。
この時、彼にとって、計算外のことが起こっていた。
ー『助けて』ってか?いいね、いいね!
マグロ女とやってもしょうがねえな。
ちょっとくらい意識がある方が楽しいじゃねえか
クチナワのいやらしい下が綾音の秘部に迫っていった。
「たすけて・・・たすけて・・・」
寝言のように綾音が喘いだ。実際、彼女が求めている助けは夢の中のヘビに襲われてのことだったが、そんなこと、クチナワにはわからない。彼は、自分の凌辱に対する反応だと信じて、更に興奮を高めていく。