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天狐あやかし秘譚

第5章 夢幻泡影(むげんほうよう)


ああ、あと、それと・・・
私はずっと独りで戦ってきたように感じていた。だから、あの公園で、ダリが助けてくれた時、なんだか無性に嬉しかった。
そして、ちょっと意地悪されたけど、こうして抱きしめてくれる。こうして、私を気にかけてくれる。私だけのそばにいてくれる・・・。それがとても、嬉しかった。

なので・・・、
「ありがとう・・・ダリ・・・」
聞こえるか聞こえないかの小さな声で、感謝の言葉を口にしてみた。
眠っているダリには、きっと聞こえないだろうけど。
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