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天狐あやかし秘譚

第102章 能鷹隠爪(のうよういんそう)


「ああ、こいつは全部の準備が整うギリギリまで『最終調整』をしろ。ちんぽくれてやる時間がないから、最初からケツアクメ仕込んでやれ」

ハイ!

男たちは返事をすると、フロアに散っていった。あちこちで「あん♡」「あっ!」などと声がするところを見ると、淫具が引き抜かれ、女たちの拘束が解かれていっているようだった。

「お前はまだダメだとさ」
たらりと陰裂から蟻の戸渡りにかけてとろりとした何かをかけられる。それはねっとりとした粘り気のあるローションのようだった。

「こりゃな、特別製なんだ・・・皮膚や粘液の感度を上げるんだとよ。」
垂らされた生暖かくてドロドロとしたローションを、男はその肉厚の手で身体に塗りたくってくる。お腹に塗り、鼠径部をなぞられ、大陰唇に触れる頃には、私はあられもない声を上げていた。

「あっ・・はん♡・・あっ・・あっ、んっ!」

男の指がくちくちとわざと音を立てるように女のクレヴァスをなぞってくる。その執拗な動きが、そして、たまに陰核に触れる指の感触が、私の脳内に白い稲妻を走らせる。

うう・・・気持ちいい、気持ちいいよぉ・・・

十分に私の陰裂の感触を楽しんだのか、今度はぐちゅりと中に指を入れてきた。

「んあっ!!」

・・・うう・・・そんなところ・・・ダメ・・・ダメェ!!

処女の私にとって、それは未知の刺激だった。

学生時代から本の虫。さらにアニメオタク、女子校育ち、と恋愛三重苦を背負っていた私は、性愛に対する免疫がこれっぽっちもなかった。セックスどころか、キスすらしたことがない。そんな私にとって、色情霊がもたらす異常なまでの興奮と、ローションに含まれた媚薬成分、それと女の体をまさぐるのに手慣れた男の手技が織りなす三重奏は、脳の理解が追いつかないほどの性感の奔流となって身体中を駆け巡る。

「ひぃ・・・・・ぎい・・・あいああ!!!」

なんとかその感触から逃れようと体をひねろうとするが、ガッチリと拘束されており身動きが取れない。その間も男の指は私の腟内をグリグリと蹂躙し、私の知らない私の身体を開いていってしまう。

陰核と『中』をこすられ、叩かれ、私の身体の中がジクジクと震えだす。その震えが高まって、私の知らないところまで到達していった。

「くうっ、あぁあっ!!」
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