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Butler's Vampire *R18

第1章  




 
──夜。屋敷の住人が寝静まった頃。


は部屋でナイトガウンを羽織り、ベッドに腰掛けていた。





ノックが響き、セバスチャンが入ってきた。


燕尾服を脱いだ、珍しく私服に近い黒いシャツ姿。



「様、お休み前にお邪魔いたします。」



は微笑んだ。


「……今日は、血はいらないわ。」




セバスチャンはベッドサイドまで近づいた。

「ええ、存じております。」






部屋に、静かな緊張が漂う。


視線が絡み、間が長く感じる。





セバスチャンの手が、の頰に触れた。


ゆっくり、唇が近づく。




最初は優しく触れるだけ。
 

次に、舌が絡み、熱を帯びる。








の息が乱れ、手が彼の胸に回る。


セバスチャンはをベッドに押し倒した。






セバスチャンはの首筋に唇を這わせる。


そのまま耳朶を甘噛みし、息を吹きかける。




「様……」


それは甘い声だった。






は背を反らせる。




彼の手が、ナイトガウンの裾をまくり、太ももを撫でる。




肌が熱く、震える。





セバスチャンは胸元に唇を寄せ、布越しにキスをする。



は声を漏らし、指を彼の髪に絡めた。




体が絡み合い、熱が上昇する。


再び口づけた唇は激しくなり、互いの息が混じる。



セバスチャンの手が、の腰を強く掴む。





は思わず腰をくねらせた。




ただ、唇を重ね、熱を分け合う。





セバスチャンはを強く抱きしめる。




少ししてようやく離れた二人は、余韻に浸りながら額を寄せ合った。



 
頰が熱い。
 
 
 


セバスチャンは微笑んだ。


「おやすみなさいませ、様」




は照れくさそうに言う。

「……おやすみ。」





彼が出て行き、はベッドに横たわった。



体が熱く、心地よい疲れ。


甘い余韻が、夜を満たした。








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