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Butler's Vampire *R18

第1章  






が部屋で過ごしていると

静かなノックが響き、セバスチャンが入ってきた。




いつもの優雅な微笑み。




「様、今日もお疲れ様でした。

エリザベス様は、元気いっぱいですね。」



はくすりと笑った、


「……ええ、屋敷が明るくなったわ。でも少し疲れたかも」




セバスチャンは近づき、静かに尋ねた。




「お茶会で長らく日光を浴びたからかもしれません。


…渇きは、いかがですか?」






は頷き、目を細めた。




「……欲しい。」






彼はゆっくりと襟を開き、白い首筋を露わにした。

薄暗い部屋に、その白い肌が淡く輝く。





は立ち上がり、セバスチャンの前に近づいた。





指先で彼の鎖骨をなぞり、息がかかる距離まで寄せる。





悪魔の香り——甘く、熱く、誘うような匂い。




は悪魔の首に手を添えて、唇をゆっくり寄せた。

舌先で脈打つ場所を探り、軽く舐める。

セバスチャンの体が、わずかに震える。





「……様……」





は牙を立てた。

皮膚を貫き、熱い血が口内に溢れ出す。

濃厚で、香り高く、麻薬のように体を溶かす味。






喉を滑り落ちるたび、快楽が波のように広がる。






はさらに深く吸った。





彼の息が乱れ、微かな喘ぎが漏れる。
 
悪魔の愉悦、それがをさらに煽る。




体が熱くなり、膝が震える。


血の味が、唇を濡らす。


十分に満たされ、はゆっくり牙を抜いた。






首筋に残る二つの傷から、血が一滴零れる。



はそれを舌で舐め取り

そのまま唇を重ねた。




血の味が混じり、舌が絡む。




熱く、甘く、永遠のように長いキス。



離れた時二人は額を寄せ合っていた。





は囁いた。



「……ありがとう、セバスチャン」





彼は微笑んだ。

「お役に立てて、何よりです」




セバスチャンは静かに部屋を出た。


はベッドに横たわり、自分の唇を指で触れた。



血とキスの余韻が、体を優しく包んだ。




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