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Butler's Vampire *R18

第1章  





事件は無事に解決した。


の得た情報が決め手となり、麻薬組織のルートは断ち切られた。



英国の闇はまた一つ、静かに消えた。








ファントムハイヴ屋敷は、再び穏やかな日常を取り戻していた。









ある晴れた午後、屋敷には突然の訪問者。


馬車から飛び降りたのは、金髪をリボンで結った元気いっぱいの少女、エリザベス・ミッドフォード。



シエルの許婚だ。




「シエル! 会いたかったわよー!!」


エリザベスはシエルもとに駆け寄り、そのあと屋敷中を駆け回った。


使用人たちが慌てて出迎え、も広間でその様子を眺めていた。




エリザベスはの存在に気づき、目を丸くした。


「あなた、誰!?シエル、どうしてこんな綺麗なお姉さんがいるの!?」



エリザベスはを睨み、シエルを盾にするようにから隠れた。


「シエル、この人はどなたなの!? 」

 

シエルはため息をついた。

「……遠縁の令嬢だ。落ち着け、エリザベス。」



は微笑み、優しく頭を下げた。

「初めまして、です。
お世話になっておりますわ」




エリザベスはを上から下まで眺めた。




「……お人形さんみたい。」




時間が経つにつれ、エリザベスはに懐いた。



「お姉さま、一緒にドレス選びしましょう!」


エリザベスが選んだドレスを着て、一緒に髪やメイクを整えた。



使用人たちにも髪飾りを着用するように言いつけたエリザベスは、庭でお茶会をするのだと言う。





シエルはなんだかんだ付き合っていた。


「エリザベス、ほどほどにしろ……」


文句を言いながらも、拒まない。





はそんな様子を微笑ましく眺めていた。





エリザベスは泊まりで屋敷に残った。





夜、屋敷が静まり返った頃。





は部屋でランプの灯りを落とし、ベッドに腰掛けていた。



エリザベスの賑やかさが残る屋敷は、少し疲れるが心地よいものだった。

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