• テキストサイズ

Butler's Vampire *R18

第1章  




酔った男は蕩けた視線を向けながら言った。


「嬢……いいものがあるんだ。
部屋で、一緒に楽しまないか?特別な……興奮剤みたいなやつさ。一度味わったら、忘れられないよ」





麻薬のことだ。


は怖がるふりをし、目を潤ませた。



「……そんな、怖いですわ。
でも、貴方が言うなら……

どうやって、手に入れたんですの?」




酔った男は続けて話した。


「最近、取引してる会社が土産にくれたんだ。
外国から来る特別なやつでね……」


男はさらに誘う。



「さあ、部屋に行こう。二人で、楽しもう」




は迷ったふりをしながら、決断した。






「……ええ、行きましょうか」




二人はレストランを後にし、近くのホテルへ。

男の泊まるスイートルーム。




は気づいていなかった。


影から、すべてを見守る黒い燕尾服の姿を。




セバスチャンは、屋敷に残るはずだったが、
心配が勝ち尾行していた。




彼の顔は、苛立ちと強い心配で歪んでいた。


が男とホテルに入る瞬間、セバスチャンは拳を握りしめた。




/ 80ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp