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Butler's Vampire *R18

第1章  












長い沈黙の後、は続けた。




声が、少し震える。





「でも……物足りなかった。
人間の血じゃ、満足できなかった。」




は目を泳がせながら小さく告白した。





「あなたの血じゃないと……もう、だめかもしれない。」





セバスチャンの表情が、ぱっと明るくなった。



「それは、光栄です」





彼は襟を少し開き、白い首筋を露わにした。



「召し上がりますか?」



は頷き、ベッドから立ち上がった。
彼の首に手を添えて、牙を立てる。





熱く、甘く、濃厚な悪魔の血。





物足りなさは、まったくなかった。

体が内側から満たされ、快楽が波のように広がる。





セバスチャンの息が乱れ、微かな愉悦の声が漏れる。

気が済むまで、たっぷりと吸った。



はゆっくり離れ、血を拭った。
「……ありがとう。」





セバスチャンは笑顔で、深く頭を下げた。


「お役に立てて、何よりです。
おやすみなさいませ、様」




彼が出て行き、部屋が静かになると、はベッドに横たわった。




モヤモヤは、すっかり消えていた。
体も心も、満たされている。




「……おやすみなさい。」



穏やかな眠りが、を包んだ。





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