【aph】セカイはいつか飽和して【dc】【prsk】
第2章 薫風が帯びる
「どうしたの?」
「普、今わら」
︎︎なぜか絵名が瑞希の口を塞いだ。
「ううん。何も無いわ」
「う、うん。それにしても良かったね。服」
「まさか本当に全部買ってもらいなんて……」
︎︎実は買ってもらった服は全て瑞希と絵名が出していた。人の服代を払うまで2人にそんな余裕があるのか、よく分からなくて、とりあえず持ってきた数万円はあげた。
「いや、いいのよ。それは」
「そうそう。これは普が使いたい時に使っていいんだよ!」
︎︎それでも2人がやんわりと止めてきてしまった。なぜか理由がよく分からない。でも、本人たちがそう言うなら無理強いはするつもりはなかった。
(今日は無理だけど、明日とかに2人にお礼の品でも買いに行った方がいいかもしれない)
︎︎心の奥底でそんなことを考えながら4人について行くように昼ごはんを食べるために近くのファミレスに入った。