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【aph】セカイはいつか飽和して【dc】【prsk】

第2章 薫風が帯びる




『あら、今日は魚かしら?』


 ︎︎テーブルの端に置いたスマホが突然光り出した。そこから出てきたのはピンクで長い髪が特徴的な女性だった。


「……ルカ、なんの用」


 ︎︎巡音ルカ。そう。最近あのセカイに現れた存在だった。


『なによ。いいじゃない。普。それに一人は寂しいんじゃないの?』


「……メイコに言い付ける」


『あら。それは良くないわね』


 ︎︎わざとらしく、慌ててスマホの中に引っ込んだ。ルカといいミクといい相変わらずこのスマホから出てくるには不思議な存在だ。


(それを言い出したら僕だって変な存在だけど)
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